余裕のある人が最後の仕上げに、というところでしょうか。この本は伝統を重んじる傾向のある数研出版にしては、
かなり型破りな本だと思います。
まず、出題されやすい問題が手前に来ていて、
1問ごとに出題者の意図を載せています。
ただし肝心なのは、問題の質と解説の質です。
問題の選択は……なかなかいいでしょう。
出題のされやすさを3ランクに分けているのですが、
そのランク分けは正直分け方に疑問を感じます。
ですので、まず前から順番にする本ではないと思います。
また、出題者の意図ですが、
受験生にとってはもっと夏ごろなどの早い時期に言ってもらえば
役立てれたのに…という、惜しいものが多いです。
そして本の雰囲気として「大学のための数学」的なカンジがします
(もっと受験よりにしていますが)。
少し関係ないかもしれませんが、
この本は基本的に数学にけっこう余裕のある受験生向けです。
解答は少し不親切ですが、
このブログで何回か言っているとおり
少し不親切なくらいがちょうどいいです。
この本の問題をやれば確かにどこの大学の問題でもある程度までついていけます。

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