元塾講師の大学受験参考書レビュー(ただし理系科目のみ)

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高校の物理をイチからおさらいする本 [電磁気編]



物理を受験するか確定していない方に向いている本です。


高校の物理をイチからおさらいする本 [電磁気編]
鈴木 誠治

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この本は一般的な本という立場で見た場合、
非常に奇妙な位置にいます。

雑学を得れるほどの話のタネ的なものが手に入るわけでもなく、
大学受験の問題が解けるわけでもありません。


本の題名は比喩ではなく、まさにこの本自体をあらわしています。
特に物理を今まで習っていなくても、
高校の物理がどんなものかを知ることができます。



それだけではそんなに特長のある本ではないように聞こえますが、
この本の冒頭には高校物理を受験するに当たって
とても大切な3つの原則が書かれています。


それは、

□経験則  □定義式  □導ける式

です。

上の3つはなんの話かというと、物理でよくでる「公式」の話です。


物理が苦手な人は、この3つをごっちゃにする人が多いです。

物理のある公式を見て
「なんでこんな式が出てくるの??」
と、思うことはとても大事ですが、
経験則から人が予測した式に上のような質問をしても
仕方がありません。


(物理とは関係ありませんが)
水の1立方センチはなんで1グラムなのかと問うても、
何も始まりません。
それは定義したものだから。

水の話はもしかしたら不正確なものかもしれませんが、
特に水にこだわらず定義式というのは物理に溢れています。


そういった哲学に基づいて高校物理を語っていく本は
やはりわかりやすいものとなっています。


また
「電磁気は力学とは異なり、式からイメージを湧かすしかない分野」
という内容のことも仰っています。
これも物理を学ぶ上で非常に大切な考え方です。


受験に役立つかは人によりますし、
この本を読んで物理の得点が急に上がることはほぼ無いでしょう。
ですが、高校物理をかなり的確に捉えた本だと思います。

物理を初めから、そしてあまり固くない本が良い方は読んでみてもいいでしょう。


他の方の意見はこんな具合です↓
おすすめ平均
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Author:のぶつぁ
元塾講師です。
大手予備校でも勤務してました。
そこで多くの参考書・問題集に目を通すことになりました。



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