解答さえも理解できない難問を、
うまい口調に乗せられわかった気になり、
じゃあこれで終わります!と言われたときに、
なぜか溜息が出ることってありませんか?
この本はそういう本に思えます。
この問題集は入試問題を厳選して解いていき
解説をみて力を養っていくというスタンスの本です。
目指しているのはまさに「バイブル」といったもので、
(おそらくですが)この1冊で化学は万全、
というところでしょう。
講師側の立場で考えると問題を厳選して、かつ多くのことを吸収できる方法といえば、難問を選ぶことです。
難問はいろんな知識が要求されます。
なのでその問題の解説でいろんな知識が身につくというわけです。
この問題集は正にそのような考えで問題が選ばれているように感じます。
とても難しい問題が多くこれではモチベーションが上がりません。
そして肝心の解説がとても画期的ならまだいいのですが、
どうみても式の羅列にしか見えません。
この著者は自分の中で理解できてるが、周りの受験生には伝わりにくく問題を解くごとに思わず溜息が出るのを容易に想像できます。
参考書としての知識もあるのですが、そもそもこんな難問に挑むくらいならこの程度の知識は知っているのが前提です。これなら普通の参考書を買っているほうが知識が深まります。
やはり受験生としてはやさしい問題(わかりやすい問題)で化学の本質を知り、
徐々にいろんな受験問題にアタックしたいところです。
この問題集は正直あまりおススメできません…。

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【2008/06/30 00:45】
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